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2014年6月30日 (月)

「サーカス」のお話 20140630

☆゜*:.。. .。.:*☆゜

「サーカス」のお話 

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皆さん、こんばんは。

今日は夜になってしまいました。

今日は、ちょっと心が温まる「心のチキンスープ」からのご紹介です。


o(^-^)o

…………………………

私がまだ十代の頃の事です。

サーカスの入場券を買うために、父と私は長い列に並んで順番を待っていました。

ようやく、私達の前にいるのはあと一家族だけとなりました。

私はその家族に強く心を引かれました。
とても印象的だったのです。

その家族には子供が8人もいて、一番上で12歳くらいにしか見えません。

あまり裕福そうではなく、着ている服も上等とは言えませんが、きれいに洗濯されています。

そして、行儀良く手をつないで、両親の後ろにきちんと2列に並んでいました。

期待に胸をはずませた子供達は、ピエロの事、象のこと、そして、今から見るいろいろな演技のことをうれしそうに話していました。

どうやら、サーカスをみるのはこれが初めてのようです。

子供達にとって、今日のサーカスは生涯残る素晴しい思い出となるでしょう。

子供達の前には、両親がとても誇らし気に立っていました。
夫の手をしっかりと握った妻は、夫を見上げるように見つめ、 夫も妻を暖かい微笑みで返していました。


売り場の女性が入場券の枚数をたずねました。
父親は胸をはって、答えます。

「子供8枚と大人2枚下さい。これで家族にサーカスを見せてやれます。」

入場券の合計金額が告げられました。

すると、妻は夫の手を離し、黙ってうつむいてしまいました。夫の唇も震えています。

「いくらですって?」

売り場の女性は、もう一度答えました。その父親には、それだけのお金がなかったのです。

サーカスを見るのにお金がたりないということを、後ろの8人の子供に、どうやって告げられましょうか。

事のなりゆきを見ていた私の父は、ズボンのポケットに手を入れました。
そして20ドル札を取り出し、何気なく落としました。

父は腰をかがめ、そのお札を拾い上げ、その男の肩を軽くたたきました。

「失礼ですが、ポケットからこれが落ちましたよ。」

その男は、私の父が何をしようとしているのをすぐに察しました。

彼は人からほどこしを受けるような人ではありませんでした。

しかし、そのときは恥ずかしさと落胆から、途方にくれていたのでしょう。その助けを心から感謝して受け取ったのです。

20ドル札を差し出す父の手を両手でかたく握りしめ、その目をじっと見つめました。

くちびるは震え、ほおには涙が伝わり落ちています。

「ありがとう、ありがとうございます。これで助かります。」

父と私は車に戻ると、そのまま家に帰りました。

その晩、私達はサーカスを見ることができませんでした。でも、それで良かったのです。

※こころのチキンスープより(ダン・クラーク) 


このお話には、

「サーカス」

というタイトルがつけられていますが、あなたなら、何とつけますか?

この「私と父」は、いったいどんな話をしながら、家路についたのでしょうか?


熱血感動クリエーター
西田ひでき

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